第4回:LoLサポート立ち回り基礎ガイド|レーン戦で意識すべきこと


はじめに

今回も結論からまとめていきますがサポートのレーン戦は
「立ち位置」「ハラス」「視界」の3つを軸に考えます。

そして出来れば誰もしたくないですが最もNGな事は
「デスを積み重ねて試合を壊すこと」

botレーンは2人でするレーンなので
もし自分たちがfeedしてしまうと
相手2人は強くなり自分のチームは不利になります。
逆にいうと自分達が勝つと5人中2人が強くなれるのです。
他のレーンよりも比重が高いうえに
ドラゴンというオブジェクト獲得にも影響します。
LOLというゲームを理解する上でもサポートの
考え方やレーン戦での意識を持ちましょう。

League of Legends(LoL)のサポートは、
序盤のレーン戦で試合の流れを大きく左右します。
「ADCを守るだけでしょ?」と思われがちですが、
実際には立ち位置ひとつ、ワードの置き方ひとつで
有利不利が大きく変わります。
今回の記事ではレーン戦に特化したサポートの立ち回りを、
初心者でも理解しやすいように解説します

なぜデスしてしまうのか?
どうすればデスをせずに味方と一緒に育てるのかは
立ち位置・ハラス・視界管理が出来ているか?に直結します。

デスが一番最後だとするとその前段階ももちろんあって
その一つ前の段階もあるだからはずです。

レーン戦の基本的な目的

サポートのレーン戦は「ADCを守る」だけではありません。
大きく3つの目的を意識すると動きやすくなります。

・ ADCを安全に育てる
→ ADCは序盤が弱いため、CS(ラストヒット)を
 安定して取れるよう守るのが第一目標です。

・相手にプレッシャーをかける

→ ハラスや立ち位置によって「前に出たら危ない」と思わせ、
 敵ADCを自由に動けなくさせます。

・ガンクに備える
→ 序盤のジャングラーの動きに対応できるかどうかで、
 試合が崩れるか安定するかが変わります。


立ち位置の基本

サポートの立ち位置は、レーン戦の勝敗を分ける重要な要素です。

ADCから離れない。
自分がどんなチャンピオンであれすぐに援護できる位置を維持しましょう。
例えばモルガナを使っていてスペルシールドを貼れない位置で
立っていたら不意に来た敵のフックからADCを守れません。
2人である事を意識して動いて初めてbotレーンとして成り立ちます。
※でも野良ランクだと連携するの難しい時もあるけどね・・・

敵サポートの強力なキャッチスキルを意識する
ブリッツクランクやモルガナ、パイクなどの
キャッチ(フック)スキルのほとんどはミニオンを貫通しません。
したがってミニオンの後ろに立つのが基本です。
ミニオンの後ろに立っていればある程度の安全は保障されるので
自分・・・ミニオン・・・相手のこの構図を常に意識しましょう。

強力なキャッチスキルを持つチャンピオン一覧

ミニオンを貫通しないスキルと
貫通するスキル両方を一覧化しておきます。
とりあえずこれ覚えておけばってスキルは
全て詰め込んでますが割と覚えるには多い。

貫通しないスキルをもつチャンピオン
・ブリッツクランク(Q・the初心者殺し)
・スレッシュ(Q・速度が少し遅め)
・ノーチラス(Q・その後のAAでスネア付く)
・パイク(Qで引っ張ってEでスタン)
・タムケンチ(Qでスロー当ててWでノックアップ)
・セナ(W・弾速遅いがスネア長い)
・モルガナ(Q・スネア長すぎる)
・ブラウム(Q・当たった後に2回攻撃されるとスタン)


貫通するスキル(または対象指定)をもつチャンピオン
・パンテオン(W・対象指定スタン)
・アリスター(W+Qコンボでノックアップ)
・ナミ(Q・1.5秒行動不能)
・ラカン(W・遠距離から突っ込んできてノックアップ)
・ラックス(Q・一体だけ貫通する)
・レオナ(Eで突進→Qでスタン、Rは遠距離スタンorスロー)
・シェン(E・タウント)
・ポッピー(E・壁ドンでスタン)
・マルファイト(R・レベル6以降限定)
・レル(QとWとRでこの人CC多すぎ)

リスク管理を徹底する
敵ジャングラーが見えないときは深追いせず、安全寄りに立つこと。
これだけでデスを大きく減らせます。
車の運転みたいなもので、物陰から何かが飛びでてくるかも?と
考えながらプレイするだけで格段に上達できます。
幸いLOLは5人チームなのでミニマップに全員映ってたら
物陰からは何も出てきませんので。

ハラスとトレードの考え方


「ただスキルを当てればいい」わけではありません。
タイミングを意識することで、効率的に有利を作れます。

・CSラストヒットの瞬間を狙う
相手ADCがCSに集中して止まった瞬間に
スキルやAAを入れると、避けにくく削りやすい。
敵の動きをよく観察する事を意識しないと
出来ないので最初は出来ないと思いますが
徐々に慣れてきたら息を吸うようにできます。

・相手スキル直後を狙う
相手の主要スキルが外れたら、
クールダウン中に安全に仕掛けられます。
ブリッツのQ(手が伸びるキャッチスキル)を外したら
あんなのただのミニオンです、ひたすら殴りましょう。
もちろんブリッツも外したら下がりますが
そうなれば敵ADC vs味方ADC+自分のサポートの1vs2です。
有利な状況になるので相手が重要なスキルを外したらチャンスです。

もちろん逆もまた同じで、自分が強いスキル外したら
クールタイムが終わるまではおとなしくしておきましょう。

・味方ミニオン数を確認する
自軍ミニオンが多い時に前に出ると、
相手が攻撃してきてもミニオンから反撃を受けるので有利。
序盤は特にミニオンからの攻撃が痛いので
敵ミニオン10体くらいの中に突っ込んでいくと
すさまじいダメージを受けるので注意です。

・無理にキルを狙わない
サポートの役割は敵を倒すことではなく、レーンを有利に進めること。
体力差を作っておけば、相手が仕掛けづらくなり自然と勝率が上がります。

これは使っているチャンピオンにもよりますが
キルしなくても有利になる方法があるよって事です。

↓有利が大きい順に並べると↓

・ミニオン押し付けたタワーにダイブして
 敵2人とも倒すのがベストです。
 敵を倒したゴールドを得て、敵はミニオンをタワーに
 焼かれて経験値とゴールドの両方を失います。

・普通にキルする事。
 これもゴールドを得て、すくなからず敵はミニオンの
 経験値とCSを失います。

・相手にCSや経験値をとらせない事(ゾーニングといいます)
 一定距離以上離れると死んだ敵ミニオンからの経験値が得られません。
 体力に大幅なリードをとったり、相手のサポートだけをキルしたら
 スキルやAAをちらつかせて相手をミニオンから離れさせます。
 もちろん強引に近寄ってきたら2人に攻撃されるので
 安全意識がある人は無暗に近寄ってこれなくなります。
 デスはしていないがCSと経験値が得られないので
 じわじわ不利が広がっていく。
 個人的にされるとかなりキツく感じます。

視界確保の基礎(レーン段階限定)

序盤のワードは置く場所と置くタイミングが肝心です。

レーン入口(三角形ワード)
BOTレーンの茂みに置くことで、
敵ジャングルのガンクを早めに察知できます。

押し込んだ時のワード
相手をタワー下に押し込んだら敵ジャングル側の茂みに
ワードを置いてプレッシャーを維持しましょう。

コントロールワードを常に1本
これを意識するだけで相手の行動が大きく制限されます。
特にドラゴン前は重要です。


不利な状況での立ち回り

相性や序盤の展開で不利になってしまった場合の対処法です。

ポーク系相手に押されている時
無理に前に出ずADCの後ろで耐えましょう。
ガンクを呼ぶのが効果的ですが敵のジャングラーも来て
3vs3になるとやはり不利なので気をつけましょう。

オールインの脅威がある時
相手のスキルが揃っているタイミングでは仕掛けさせない距離感を維持。
スキルを空振りさせた直後に反撃が理想ですが
言うは易く行うは難しです、かなり難しい。

サステイン系相手で削り勝てない時
長期戦は不利なので無理に体力交換せず、
安全にCSを取らせながらガンクで差を作るか
キャッチしてキルまで一気にもっていくかの2択です。

レーン戦でやってはいけないこと

初心者がやりがちなNG行動を知っておくと、無駄なデスを減らせます。


・不用意な前進
 敵ジャングラーが見えないのに茂みに入るのは危険。
 マップを見ながら動きましょう。

・スキルの無駄打ち
 主要スキルを外すとその隙に仕掛けられてしまいます。
 狙う時は「CS狙いの瞬間」など確実な場面を選びましょう。

・ADCのCSを奪う
 ADCはゴールドを稼がないと力を発揮できません。
 サポートはCSを譲り、サポートアイテムで稼ぐのがマナーです。


まとめ

おさらいですがサポートのレーン戦は
「立ち位置」「ハラス」「視界」の3つです。
相手サポートの種類や相性に応じて、
攻めるか守るかを切り替えることで、
ADCを安全に育てながらレーン主導権を握れます。

細かい内容ですが大枠の考えがしっかりしていれば
ランクはどんどん上がります。
その理解をしやすいのがサポートなので
知識は武器だということを意識してプレイしてみてください。

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