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第7回:サポートの集団戦立ち回り完全解説【エンチャンター/ポーク/フック別】

集団戦は、レーンで作った差を勝利に変える最大の山場です。
サポートはダメージこそ控えめでも、
誰を守るか/いつ仕掛けるか/どこに立つで戦況を左右します。
本記事ではサポートを「エンチャンター」「ポーク」「フック」の三タイプに分け、

立ち位置・守る優先順位・スキルの打ち所・視界の整え方を
具体的にまとめます。


第1章:エンチャンターの集団戦

役割の核心

エンチャンターは味方キャリーを生かし切る「盾」です。
ヒールやシールド、バフで被弾→即死の流れを断ち、
敵ダイバーの最初の一手を止めます。
勝ち筋はキャリーがフリーで殴れる時間を最大化することです。

立ち位置の基本

味方後衛の半歩後ろに位置取り、
ダイバーやアサシンの角度を常に監視。
前に出て撃つのではなく、
脅威を受け止められる位置で待機。
正面だけでなく側面の入口にも注意を払い続けます。
いつでも peel(守りのCC・変身・ノックバック)を出せる準備をします。


スキルの打ち所とタイミング

継続回復は開戦前から回し本命のダイブに反応を温存します。
CDと敵フラッシュの管理を徹底し、

相手の重要スキルがあるかないかを
知っているだけでも十分に価値があります。

よくある失敗

先にバリア類を吐き敵の本命ダイブに何も残らない。
前衛の真後ろでAoE同時被弾→立ち位置の調整が必要
視界の無い角度に寄って即落ち。
まとめ:「後出しで勝つ」がエンチャンターの勝ち方。
キャリーの射線と敵ダイバーの角度だけを見続ける。


第2章:ポーク型サポートの集団戦


役割の核心:【事前削り→有利な構図で開始が基本形】

ポークの勝ち筋は戦う前に勝つ。
開戦前にHP差を作り、オブジェクト戦と交戦の主導権を握る。
中~長射程のスキルで相手を削り、
オブジェクト戦や戦い始めを有利にする。

立ち位置の基本

味方前衛と後衛の中間~やや後ろ
前に出るのは射程が通る瞬間だけ
最大射程から撃っては下がるの反復。
横回りの圧を作るのは味方前衛の役割。
リスクを取らずに弾数で勝つ

スキル運用

当て続けること>一発の大技
CDが短い技は最速で回す
AOE(範囲攻撃)敵が固まる狭い通路で強い。
地形を考えると当たりやすくなる。
当てた直後の“下がり幅”を決め打ちしておき、
カウンターインの射程外に退避します。

よくある失敗

「もう一発」で射程に踏み込みすぎキャッチされる。
当て逃げのリズムが崩れた瞬間に交戦を受ける。
視界がない側面からフランクに刺される

まとめ:当てる→下がる→また当てる。 
HP差が付いたら味方のイニシエートと
同時にウルトや強力なスキルを重ねて一気に畳みかける。 

第3章:フック型サポートの集団戦


役割の核心

フック型は起点役。
ただし、当てれる角度・CD・人数差の
三条件が揃うまで焦らない。
無理に当てないのが鉄則。


立ち位置の基本

味方タンクと同列か半歩後ろ。
ブッシュの圧で相手のラインを下げ、
撃つ前から有利を作る。
外した後の退路を常に確保。

フックの通し方
視界外→斜めの角度を狙う。
相手フラッシュ方向の先読み(対上級者)
味方のスロー/ノックアップに合わせて命中率を上げる。

仕掛けの条件(チェック)
人数差はあるか。
主力CDは回っているか。
相手キーマンの逃げ札は切れているか。
地形は味方の範囲が届くか。


よくある失敗

視界の無い場所へ突入して先に捕まる。
外し後の硬直にカウンターを受ける。
味方が寄れないのに当てて孤立。

まとめ:当ててから戦うではなく、勝てる構図を作ってから当てる。


第4章:全タイプ共通の原則

1) 立ち位置の重要性

味方前衛の後ろにラインを引き、
敵イニシエートの外側で射程管理。
敵のイニシエートスキルのあるなしと
その射程を頭に入れるととてつもなく
生き残れる可能性があがるので練習あるのみ。
また横からの不意な攻撃を常に警戒し、
視界がとれていない場所はむやみに入らない。

2) ワードとデワード

狭い通路へ置けば敵は正面突入か大回りを強いられる。
オラクルとピンクワードを駆使しワードを破壊する。

3) 守る優先順位
最大DPSの味方が最優先。
誰が当たるかではなく誰が生き残ると勝つかで判断。
10デスのADCは守ってもチームは勝てない。

4) 交戦合図とリセット

HP差/CD差/人数差のうち二つで着火。
一つなら様子見、ゼロなら撤退。
交戦後は追い過ぎずにリセットし、
再び視界とラインを取り直す。


まとめ

エンチャンター=守る、
ポーク=削る、
フック=起点を作る。
どのタイプでも立ち位置と視界が九割
当たる前の準備が勝敗を決める。
誰を生かすか/どこで戦うか/
いつ仕掛けるかを言語化し、
毎試合チェックするようにしましょう。

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