導入:サポートでキャリーせよ
サポートでランクをあげたり勝ちたいならイニシエーターを使おう。
序盤から相手のADCとサポートをボコボコにすれば
勝てる確率はとてつもなく上がるからね。
League of Legends においてサポートはキャリーできない
という誤解は根強く存在する。
確かにADCやミッドのように爆発的なダメージを出すわけではありません。
しかし実際には、サポートも試合の勝ち筋を作り出せるポジションです。
序盤のレーン戦から中盤のロームとオブジェクト管理、
そして終盤の集団戦まで。
サポートが適切に動けば試合全体をコントロールすることができます。
序盤・中盤・終盤の各フェーズごとに
サポートがどうやって試合をキャリーするのかを整理し、
さらにキャリー性能が高いサポートチャンピオン3体を解説します。
サポートは脇役という固定観念を壊しましょう。
序盤:レーン戦で勝ち筋を作る
サポートのキャリー力は序盤から発揮されます。
特にレーン戦で主導権を握れれば相方ADCの成長を後押しし、
相手ボットデュオに圧力をかけ続けられます。
重要なのはポジショニングと仕掛けの判断です。
ブッシュを活用してゾーニングして
相手に自由にCSを取らせないようにします。
フック系チャンピオンなら相手が甘えた立ち位置の瞬間に
仕掛けて有利トレードを狙います。
エンチャンターなら、無理をせず相方を守りつつ回復や
シールドで継続的なアドバンテージを作ります。
不利マッチアップでは「死なないこと」を最優先に。
キルを渡さなければその後で取り返す余地が生まれます。
サポートは無理をしない事でも勝ち筋を残せます。
中盤:ロームとオブジェクトで試合を動かす
レベル6以降やボットタワーが折れた中盤に入ると
サポートの行動範囲は一気に広がります。
ここで差を生むのがロームとオブジェクト管理です。
ミッドへのロームが成功すれば、ゲーム全体の流れを変えられます。
もちろん低レベル帯でのロームも必要な時はガンガンしかけます。
フックやCCを持つサポートはミッドと連携してキルを狙いましょう。
ドラゴンやリフトヘラルドなどの
オブジェクトを意識した動きも大切です。
確保できれば味方全体が有利になります。
コントロールワードの設置、敵ジャングルへの深いワード、
危険なブッシュの除去など、マップ全体の視界コントロールも重要です。
味方を死なせない環境づくりがキャリーに直結します。
終盤:集団戦で勝ち筋を見つける
終盤はサポートの一挙手一投足が勝敗を左右します。
イニシエートとディスエンゲージの判断が勝負の分かれ目です。
エンチャンターはキャリーを守りながら回復
シールドを適切に回し味方の生存時間を最大化します。
ポーク型は戦闘前に敵を削って人数差や体力差を作ります。
フックやタンク系は敵キャリーを捕まえて集団戦を一気に制しましょう。
誰を守り、誰を捨てるかの判断も重要です。
全員を救えない状況では一番火力を出せる味方を優先して
守ることが最適解になる場面が多々あります。
常にどこで試合を動かせるかを考え続けましょう。
勝ち筋を作るサポートの思考法
相手ジャングラーの位置、次のドラゴン出現などを
先回りで考えるだけで勝率は変わります。
パワースパイクの把握
味方・敵の主要キャリーが何コアか、
どのタイミングが強いかを理解して交戦を選びます
無理な戦いを避ける勇気
全滅を避け次の集団戦に備える判断はキャリーに直結します。
キャリーしやすいサポートチャンピオン3体
Thresh(スレッシュ)LOLのサポといえばこやつ。
万能型サポートの代表格。
フックで敵を捕まえ、ランタンで味方を救い、
ゾーニングで戦場を支配します。
基本はQ→Eでコンボ。
相手が詰めてくる場面ではE先出し→Qでもよしです。
要所で捕まえたらワンコン野郎になります、
要所で味方をランタンで救ったらヒーローです。
フックのフェイントで敵のスキルを誘い本命を通す技術が要点。
精度と判断が要求されますが、
扱いこなせば圧倒的なキャリー力を発揮します。
Nautilus(ノーチラス)扱いやすいイニシエーター
耐久力と確実なCCを兼ね備えたタンクサポート。
序盤の仕掛け性能が高く中盤以降は確実に集団戦の起点を作れます。
基本コンボはQ→AA→W(AAキャンセルで)→E。
Rノックアップ→Q→AA→E→AA→Wとかでもいい。
ざっくり適当でもなんとかなる。
Rで浮かせてからQを確定のように連鎖させるもよし。
Qは壁にもヒットし、地形を使った引き込みが可能。
壁ヒット時はクールダウンが短縮されるため、
フェイントと合わせて継戦力を高められます。
ピックアップ性能と前線維持力に優れ、
「自分から試合を作る」分かりやすいキャリー型です。
Pyke(パイク)ソロQの王
アサシン型サポートの象徴。
キルを味方とシェアできる独特のウルトにより、
序盤から終盤までソロキャリーに近い働きが可能です。
基本はQ→Eスタンでの確定コンボ→AAx3(ヘイルブレードを持つので)
Wのステルスでロームしてミッドレーンにも影響を与えます。
仕掛けの定石は「W→Q→E→R」捕まえた相手をワンコン即死。
Rで処刑して連鎖キルを狙います。
ブッシュや視界外での回復特性により粘り強く戦えますが、
スキルのCD中はただのミニオンくらいしか
戦闘能力がないので単独突撃は危険。
味方との同時当たりを徹底しましょう。
突っ込んでいってスキル外したら死への片道切符です。
まとめ
サポートは単に味方を守る役割ではありません。
序盤のレーン戦で主導権を作り、
中盤にロームとオブジェクト管理で試合を動かし、
終盤の集団戦で勝ち筋を見出す。
この一連の流れをコントロールできるのがサポートの強みです。
特に Thresh、Nautilus、Pyke のようなチャンピオンを使いこなせば、
自ら試合をキャリーできる感覚を得られるでしょう。
サポートは味方依存という考えを捨て、
勝ち筋を作る主体者としてプレイすることが上達の最短ルートです。
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