Steam DeckでSDカード選びを間違えると、
・ゲームの起動が遅い。
・容量がすぐ足りなくなる。
・最悪の場合は認識しない。
こうした問題が起きます。
Steam Deckは携帯型PCとして非常に完成度が高いですが、
内蔵SSD容量には限りがあります。
そのため多くのユーザーが
SDカード運用を前提にしています。
この記事ではSteam Deckで失敗しない
SDカードの選び方を容量、速度
相性の観点から整理します。
Steam DeckでSDカードが重要な理由
Steam Deckの内蔵SSDはゲームを
数本インストールするだけで埋まりやすいです。
近年のゲームは1本あたり30GBから
100GB以上になることも珍しくありません。
SDカードを使えば内蔵SSDの空きを確保しながら、
多くのゲームをインストールできます。
またSteam Deckは公式にSDカード運用を
想定して設計されています。
そのため正しいカードを選べば
実用性は十分に高いです。
Steam Deckで使えるSDカードの基本条件
Steam Deckで使用できるのはmicroSDカードです。
Steam DeckはUHS I相当で動くので
高級カードを選んでも体感差は出にくいです。
つまり極端に高速なカードを選んでも、
性能を活かしきれない点には注意が必要です。
公式仕様を満たし安定して
使えるカードを選ぶことが重要です。
容量の選び方で失敗しやすいポイント
容量選びで最も多い失敗は
小さすぎるカードを選ぶことです。
128GBでは数本のゲームで簡単に容量が埋まります。
256GBは軽めのゲーム中心であれば
最低限使える容量です。
512GB以上になるとAAAタイトルを
複数入れても余裕が出てきます。
1TBは長期間ストレージ管理をしたくない人向けです。
将来的にゲームが増えることを考えると、
余裕のある容量を選ぶ方が後悔しにくいです。
速度の選び方で誤解されやすい点
SDカードには読み込み速度や
書き込み速度の表記があります。
Steam Deckでは読み込み速度が重要になります。
UHS-I対応であることとアプリケーション性能クラスが
A1またはA2であること。
何も考えずA1やA2表記のある定番モデルを選ぶと
失敗しにくいです。
数字が大きいだけのカードよりも、
安定した性能を持つカードを選ぶことが重要です。
相性問題が起きやすいSDカードの特徴
極端に安価なカードは認識不良や
速度低下が起きやすい傾向があります。
・メーカー不明
・容量が異常に安い。
こうしたカードはSteam Deckとの
相性問題が報告されやすいです。
信頼できるメーカーの正規品を選ぶことで、
トラブルの多くは回避できます。
Steam Deck向けSDカードの選び方まとめ
Steam Deck用のSDカードを選ぶ基準は、
次の3点に集約されます。
①容量は256GB以上を目安にする。
②UHS-I対応でA1またはA2を選ぶ。
③信頼できるメーカーの製品を選ぶ。
この条件を満たしていれば多くの
ユーザーにとって十分な性能になります。
Steam DeckにおすすめのSDカードの考え方
迷いたくない場合は
実績の多いメーカーの512GBを選びましょう。
選ぶことで管理の手間が減ります。
用途と予算に合わせて選ぶことが大切です。
AmazonでSDカードを購入する際の注意点
Amazonで購入する場合は
販売元と出荷元を必ず確認します。
正規販売であること。
レビュー内容が極端でないこと。
容量偽装を避けるためにも、
価格が相場から大きく外れていないかを確認します。
SDカード導入後に最初に確認すること
SDカードを挿入したらSteam Deck側で
フォーマットを行います。
その後ストレージとして正しく
認識されているかを確認します。
ゲームを1本移動し正常に
起動するかをチェックします。
この確認を行うことで後の
トラブルを防ぎやすくなります。
まとめ
Steam DeckのSDカード選びは
容量、速度、相性を押さえることで失敗を防げます。
安さだけで選ばず長く安心して
使えるカードを選ぶことが重要です。
この記事の基準をもとに選べば
Steam Deckのストレージ運用は大きく快適になります。
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