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Steam Deckでバッテリー持ちを改善する設定まとめ|消費電力を抑える実践方法

Steam Deckは高性能な携帯型PCですが、
設定次第でバッテリー消費が大きく変わります。
初期状態のまま使うと思った以上に
バッテリーが減ると感じる人も多いです。
この記事ではバッテリー持ちを
改善するための現実的な設定方法を解説します。

Steam Deckのバッテリー消費が激しくなる理由

Steam Deckは高性能なCPUとGPUを搭載しています。
そのため高フレームレートや
高負荷設定のまま遊ぶと、
消費電力が一気に増えます。
特にfps制限なし、TDP制限なし、
高輝度設定の組み合わせは
バッテリー消費が最も激しくなります。

フレームレート制限で消費電力を抑える

フレームレートを制限するだけで、
消費電力は大きく下がります。
60fpsにこだわらず、
40fpsや30fpsに設定することで、
GPU負荷が軽減されます。
多くのゲームでは40fpsでも
十分に快適にプレイできます。
※アクションは60fpsがいいです※

TDP制限でCPUとGPUの消費電力を抑える

TDP制限を使うことで、
CPUとGPUの最大消費電力を抑えられます。
制限をかけない状態では、
状況に応じて高い電力を消費します。
TDPを10Wに設定すると、
パフォーマンスを大きく落とさず、
発熱と消費電力を同時に抑えられます。

画面の明るさを調整する

画面の輝度はバッテリー消費に直結します。
屋内で使う場合は必要以上に
明るくする必要はありません。
少し暗めに設定するだけでも、
バッテリー持ちは確実に改善します。

不要な機能をオフにする

使っていない無線機能や、
不要なバックグラウンド動作は、
消費電力を増やします。
Bluetoothを使わない場合はオフにするなど、
必要な機能だけを有効にすることで、
無駄な電力消費を防げます。

具体例 バッテリー持ちはどれくらい変わるのか?

ここではバッテリー持ちの変化を
イメージしやすい一例を紹介します。
設定未調整の一例です。
fpsは60fpsでTDP制限はかけずに
画面の明るさは初期設定のままです。
この条件では中から高負荷の
3Dゲームをプレイすると、
バッテリー持ちはおよそ
1時間30分から2時間前後になります。

省電力設定後の一例です。
fpsを40fpsに制限します。
TDPを10Wに設定します。
画面の明るさを控えめにします。
この条件では同じゲームでも、
およそ3時間から4時間前後まで
伸びるケースが多々あります。
ゲームの種類や負荷によって前後しますが、
設定を見直すことで体感的に倍近く
バッテリー持ちが変わることが分かります。

バッテリー重視か快適性重視かを決める

すべての設定を省電力寄りにすると、
快適性が下がる場合もあります。
外出先で長時間遊びたいのか、
自宅で快適に遊びたいのかによって
設定のバランスを変えることが重要です。

まとめ

Steam Deckのバッテリー持ちは、
設定次第で大きく改善できます。
フレームレート制限、TDP制限、
画面の明るさ調整を組み合わせるだけでも、
効果は十分に体感できます。
自分のプレイスタイルに合わせて、
最適な設定を見つけてください。