導入:恐ろしく地味だけど強い
ルルはとても安定したエンチャンターなので
エンチャンター入門として使うのがとてもいいと思います。
序盤のレーン支援から終盤の集団戦まで活躍できますし、
構成に柔軟に対応できるのも強みです。
自分の力で勝った感というかキャリー感が
まったくない事以外はとても良いチャンピオン。
ダメージではなく補助を中心に考えられる方なら
このチャンピオンは最高の相棒ですが
キルしてなんぼ!フック、キャッチ、Rで倒す!って方には
向かないのは事実です。
そんなルルの立ち回り、スキル運用、
ビルド、マクロ判断等を全般的に解説します。
ルルの基本概要と強み
最大の強みは汎用性と安定感です。
ポーク相手に強くEのシールドで
被ダメージを抑えながら有利トレードを作れます。
ウルトとWのピール性能が高く反転にも強いです。
ハイパーキャリーADCと相性が良く多様な構成に順応できます。
苦手対面はセナ、ソラカ、レオナ、パイク、
ノーチラス、ブリッツなどですが運用でカバー可能です。
序盤 レーン戦での立ち回り
レベル1はQかEを選びます。
守り重視ならE、攻めるならQを選びます。
ポーク相手にはEで被弾をカバーし
通常とQを合わせて差を作ります。
相手のCS動作にQを合わせると
命中率が上がるので狙い所です。
相手が殴ってこない時はE
を敵に付けて通常とQで攻めます。
不利対面ではキルを渡さず安全に経験値を取ることを優先。
タワー下でのCS補助とガンクルートのワード設置を徹底。
ブッシュを取られても視界を取り直して被ガンク率を下げる。
中盤 ロームとチームプレイ
ボットが負けていても他レーンが
勝っている時は勝っている側に寄ります。
ミッドを一緒に押してから
ボットへ戻るだけでも圧力になります。
味方ジャングラーの位置と
次のドラゴンタイミングを常に意識して動線を決めます。
敵の強力なウルト持ちがボットサイドに見えたら
戦闘より視界確保を優先します。
ローム先では味方キャリーの近くで
EとWの射程を保ち即時支援できる位置取りを維持します。
終盤 集団戦での役割
集団戦ではウルトとWの使い方が勝敗を分けます。
敵の突入に対してWを即投げして
行動を止め反撃の機会を作ります。
誰を守るかを明確にし
味方キャリーを中心にEとRを配分します。
ピールが間に合わない時は
敵キャリーにWを使って時間を稼ぎます。
スキル運用のコツ
QはCSタイミングに合わせて撃つと命中率が上がる。
Eは被弾合わせの防御と攻撃付与の両面で使い分けます。
Wは仕掛けへのカウンターとして
温存が基本ですが味方加速にも使います。
Eで視界を取り、逃げる相手にQを通す追撃が有効です。
ルーンとサモナースペル
メインルーンはエアリーが基本。
マナ管理が苦手ならマナフローバンドと
ビスケットデリバリーを採用します。
マナに余裕があるならニンバス、魔法の靴、
宇宙の英知で回転を高めます。
サモナースペルはヒールとフラッシュが基本です。
相方がヒールならイグナイトか
エクゾーストを構成に応じて選びます。
スキルオーダー
基本はEを最優先で上げます。
タンク系サポート相手やQ命中が高い試合は
Qを先に3ポイント取ってから
E上げに移行しても問題ありません。
レベル6以降は強力なパワースパイクなので
経験値ロスを避けつつADCをキャリーを守ります。
ビルド指針
ムーンストーン、シュレリア、
アーデント、ミカエルを試合展開で使い分けます。
1コア目にリデンプションを選ぶ選択は
遠距離支援と耐久強化に有効です。
エンゲージ不足ならシュレリアで当たりを補助してもよい。
オンヒット系キャリーがいるなら
アーデントを優先しても良いと思います。
マクロ判断と目的管理
ボットが負けている時は守り過ぎず
勝っているサイドに寄って人数差を作ります。
シャットダウンを持つ味方の近くで戦い
敵に大金を渡さないようにする事も大事。
ダイブ拒否のためにレベル6到達と
体力維持を優先しウルトで返す準備を整えましょう。
ドラゴンとヘラルドは敵ジャングル位置から
事前に予測し先に視界をとりましょう。
トップタワーを一時的に譲ってでも
ドラゴン確保を優先する判断は状況次第で有効です。
相性の良い味方と苦手対面への対策
相性が良いのはジンクス、ゼリ、カイサなどの
スケール型ADCです。
苦手なレオナ、ノーチラス、ブリッツ、パイクには
位置取りと視界管理を徹底する事で不利を最小限にしましょう。
ハードエンゲージ相手には
Wを敵に使う選択肢を常に意識します。
味方が被弾したら即EとRで支援し被害を最小限に抑えます。
ルルで勝率を上げるコツ
相手のCS動作を見てQを合わせる習慣をつける。
Wの温存と即使用の判断基準を明確にすると良い。
勝っているレーンに寄る動きで試合全体の勝率を引き上げる。
まとめ
ルルは全フェーズで柔軟に立ち回れる万能型エンチャンターです。
守りながら攻める動きを両立し
味方キャリーを最大限に活かすことで勝率を安定させられます。
状況に応じた判断とスキル管理を徹底すれば多くの構成で主導権を握れます。
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