【LOL攻略】タム・ケンチ最強ルーンはヘイルブレード!握撃より勝率が上がる理由とは?



今日はタム・ケンチのルーンについて。
タムケンはヘイルブレード が一番ランク盛りやすいですね。
多くの人は握撃を使っていると思いますが個人的にはヘイルブレードが持つ強みが序盤から終盤までハッキリ出るので、タムケンを使うならぜひ試してほしいと思っています。

ヘイルブレードの強み:QとRのスタックが圧倒的に溜まりやすい


タムケンの代名詞は通常攻撃とスキルでスタックを貯めてのQそしてRによる「飲み込みコンボ」です。
このスタックをどれだけ素早く溜められるかが、敵を仕留められるかどうかの分かれ目になります。
そこで圧倒的にOPなのがヘイルブレード。
通常攻撃を短時間で3回まで超高速化できるので、序盤の短いトレードでも一気にスタックを乗せることが可能になります。
握撃を使っていても発動できるのは一定間隔ごとで、しかも殴り合いが長引かないと効果を最大限に活かしきれません。
その点ヘイルブレードなら「当たった瞬間に爆発力を出せる」
のが魅力です。
特にレベル6までの時間帯、タム・ケンチはレーンでの存在感を示しにくいと思われがちですが、ヘイルブレードを使うことでそのイメージは大きく変わります。
Qが当たった瞬間にWでチェインして、そこからヘイルブレードでAAを
3回叩き込めばADCなら半分程度は減ります。
もちろん味方ADCと連携がとれていれば
イグナイト込みでワンコンキルが可能です。
レベル6以降はワンコンボの王です。Q→W→AA2回でスタック3つ溜まっているのでRで飲み込んでしまえばADCは倒せます。
R発動したあとはすぐに吐き出さずに自陣の方に少しでも歩けばより倒せる可能性が高まります。相方がケイトリンやジンクスならping出して吐き出す位置を教えて上げたら罠がチェインしてADCは終わりです。

ファーストアイテム「心の鋼」とのシナジー

もう一つ忘れてはいけないのが、ファーストアイテムとして必ず積む「心の鋼」との相性です。
心の鋼で大きな追加ダメージと耐久力が得られるので、靴すら買わずに一直線で最速で心の鋼を買いましょう。
ヘイルブレードを使うことでAAを素早く3回叩き込めるため単純に強いです。
序盤のダメージ交換が強くなるだけでなく、タンクとして必要な体力面の成長速度まで底上げされるわけです。
まさに攻守一体のシナジーです。
心の鋼はタムケンの為のアイテムといえます。地味にサイズが大きくなるとQの射程も伸びるから使いやすくなります。

スキル上げの順番:RQEW

ルーンだけでなく、スキル上げの順番も大事です。一般的なスキル上げはRQWEですが自分は RQEWの順番を推しています。
Eは耐久を支える重要なスキルで、握撃を使わない分やや柔らかくなる部分を補う形になります。
特にヘイルブレードを使って強気に前に出るスタイルでは、被弾するリスクも増えるためEを早めに上げるのは理にかなっています。
レベル6までのスキル上げはどちらあげでも共通でしょうがQWEQQRですね。

レーン戦での有利不利

このヘイルブレード戦法が特に刺さるのは、ブリンクのないADCやサポート相手です。
エズリアルやルシアン相手には少し噛み合いが悪いですが、ジンやアフェリオスのようにブリンクのないADCであれば、Qが当たった瞬間にほぼ確実にコンボを決めることができます。
一方で注意したい相手もいます。
例えばシヴィアはスペルシールドでQもWどちらを無効化されても何もできなくなりますし、ブランドのように最大体力に対してダメージを与えてくる相手には少し注意が必要です。
無理に仕掛けると逆に返り討ちにされやすいです。
マッチアップごとにリスクとリターンを見極めることが重要になります。
相性の良い味方ADCはバーストが出るかCCチェインが可能な味方ですね。
例えば
アッシュ
ルシアン
ジンクス
ケイトリン
サミーラ
ドレイブン
トリスターナはワンコンボしやすいので良い相性です。
逆に相性が悪いのはそれ以外のADCとたまにくるAPCは微妙かもしれません。
あとは敵に来たらキツイのも挙げておきます。
きついADC
ケイトリン:ケイトの射程が長すぎてQでハラスをやりづらい。
そしてQ当てたあとのWをケイトのEで見てから避けられる上に、罠置かれて圧倒的に辛い。
それを掻い潜ってワンコンボでRまで行けたら勝ちだけどケイト上手かったら封殺され気味になる。
エズリアル:これも大体同じ理由、タム・ケンチのQ→Wの理不尽コンボをエズのEで拒否される。
あとエズのQの方が射程長いので中々ハラスもし辛い。
ルシアン:さらに同じ理由、大体ブリンクあるチャンピオンはやりづらい傾向が高いけれど、ルシアンはAAの射程が短いのでまだやれる。
レベル6までキルされなかったらルシアンは後半失速するので実質的に勝ち。
うまいルシアンはタムケンのQの後のWを避けるんじゃなくQを避けてくる。
シヴィア:言わずもがなスペシで無視される。ルシアンと射程が同じ短い族なのでQをいかに当てるかが肝になる。
多分そんなに不利じゃない。
相手サポートをキツイ順に並べておきます。
ブリッツクランク:タムケンのWってスタンやノックアップくらうと中断されるのだけれど、ブリッツはこの2つを持ってるのでやりたい事を中々やらせてもらえない。
あと相方のピールもレベル6でRを覚えないと瞬間的にピール出来ないので中々に面倒くさい。ちなみに毎回バンしてます。
パイク:機動力高すぎて捕まえにくい、タムケンのWもパイクのEで拒否される。
あと地味に一番キツイのが、タム・ケンチのEの効果でダメージもらったあとに白体力になっててもパイクのRで処刑されるから実質スキル1つ奪われてる気になります。
ただパイクも序盤の王なので時間経過すればする程に有利になるから、キル取られないようにセーフティに立ち回ると良い。
ルル:全てのスキルが強い、タムケンは基本Wで突っ込んで行くのでルルのRで拒否されるのが前提になるので難しい所。
レベル6までにしっかり有利取りたい。

ノーチラス:硬い、ピールされる、WをノーチのQで拒否され、味方捕まったらキツイの4重苦。

殴り合いになったらタムケンが硬すぎて勝つので割となんとかなるけどもキツめの相手。

ラカン:良く後出しされる、機動力高いから捕まえにくいのと集団戦頑張るマンなので腕の差の見せ所。

モルガナ:拒否、拒否、拒否するぅ!と基本的に拒否される上に強引に突っ込んでもQあるから更にきつい。

アリスター:WもQもタム・ケンチを拒否出来る上に硬いしサステインあるから困る。

最後に楽な相手サポートも紹介しておきます。
基本的に相手方にどのきついサポートきても頑張ったらなんとかなるのですが、かなり楽な相手がいるのも事実。

レオナ:レベル6までひたすらQでハラス出来る、レオナが相討ち覚悟でタムケンにEで突っ込んできたらタムケンが硬すぎてレオナが先に溶ける。
しかもヘイルブレード積んでるからバースト気味にダメージ出るからレオナは死の片道切符になりがち。レベル6以降もレオナのRに味方がつかまってレオナのEが避けれなさそうであればタムケンのRで味方飲んで終わり。
大体レオナやること無い。

レル:賛否両論あると思いますが基本突っ込んでくる系は溶かしあいでタムケンが有利。E上げと心の鋼のおかげで相当硬いから中々当たり負けない。

メイジサポート全般は基本有利、タムケン相手にメイジサポはやめておいたほうが良い。終始相当丁寧にスキル避けながらハラスし続けないといけない上に、何かの弾みでタムケンのQあたったらフラッシュ吐かないと死ぬ。しかもタムケン硬いから中々死なない。
総評としては先出し出来る系のサポートな上に、チーム構成で少なくなるタンクの役割も担える。
更にバーストも出るのでかなり平均点が高いチャンピオンといえます。



序盤からレベル6までの立ち回り

ヘイルブレードタム・ケンチは、序盤から積極的に仕掛けていきましょう。
特にレベル2でQとWを揃えた瞬間からキルポテンシャルが発生するのでレベル2ファイトは絶対に意識して下さい。
ただしメレーだからレーンで簡単にミニオンに触れないのでハラスに気をつけながらレベル2を先行しましょう。
無事に先行出来たらQを当てた場合のみWで突っ込みましょう。
Qにスロウ付いてるからWがあたるだけで、単体のWは当たりません。
敵の体力と相談してイグナイト込みでキルラインを見極めましょう。
基本的な流れはQヒットしたら→W(相手のチャンピオンの2歩くらい後ろに発動しながらping連打で合図)→ヘイルブレードAA(殴りながらイグナイトするか見極め)でokです。
これさえできたら大体タム・ケンチ使えると言っても過言ではない。
サポートなのにタムケン自身が主導して戦いを作れてキャリー出来るのがマジで強い。

中盤以降の役割

中盤以降はタンクとして前線を支えつつ、キャッチ性能の高さを活かします。
ブリンクがないキャリー陣にとっては常にQ→W→AA→Rのコンボが脅威となるので、ポジショニングを崩させることができます。
また心の鋼で体力が育ちきった頃には、単なるキャッチ役を超えて集団戦でも壁役として十分機能します。
つまり「序盤のキルポテンシャル」と「中盤以降のタンク性能」を両立できるのが、ヘイルブレード・タム・ケンチの大きな強みです。
相手のアサシンが育っている時は味方ADCの横に立っていつでもRでピールも忘れずに。
ただ基本的には相手の柔らかめなキャリーやミッドを捕まえて倒すほうがランクでは勝率高くなります。

他ルーンとの比較

多くのプレイヤーが握撃を選ぶのは、安定してサステインを得られるからです。
確かにレーン戦を無難にこなすという点では優秀ですが、「相手を倒しきる」という点では爆発力が足りません。
結局ソロランクするなら味方に育ってもらうより自分がキャリーした方が安定性が高いので握撃よりヘイルブレードを選ぶ理由となります。

まとめ
Tier表では対して高くなく、むしろ低い位置でくすぶっていますが個人的には隠れOPです。高火力、高耐久力、イニシエート可能、最強のピール性能のR、心の鋼とのシナジーと欲しいものが揃ったタム・ケンチをもっとみんなに使って欲しい!
もちろん全てのマッチアップで万能というわけではありませんが、ブリンクのないADCやサポートが相手なら間違いなく強烈に刺さります。タム・ケンチを普段から使っている方は、ぜひ一度ヘイルブレードを試してみてください。きっと「今までの握撃とは違う」キルラインの高さに驚くはずです。