【Dead cells】ローグヴァニアなソウル風死にゲー【Steam】



Steamで早期販売開始された「Dead cells」
値段は1680円で早期アクセスと思えない完成度を誇る。
2017年6月現在残念ながら日本語化は出来ないが
英語は簡単で装備やアイテムの説明のみ。
日本語化しなくてもプレイできるというのが正しい表現だ。

Dead cellsはローグライク+メトロイドヴァニアで
ローグヴァニアという新しいジャンルのゲーム。
爽快なアクションと暗くて辛い世界観にマッチした
音楽がプレイを盛り上げてくれる。

メトロイドヴァニアで有名なゲームは広大なダンジョンで
敵を倒しながら進んで行く悪魔城ドラキュラ。
ローグライクはやる度に内容が変わりプレイが
同じ内容にならないトルネコの不思議なダンジョンや
風来のシレンが有名所。
その2つのゲームの良い要素を組み合わせたのがDead cells。
世界観はsalt and sanctuary に似たような物を感じさせる。

Dead cells であなたが動かすキャラクターは
ダンジョン内の死体にスライムっぽい何かが憑依したもの。
ステージで構成されたマップの敵を倒しながら
次のマップまでクリアしていくゲーム。

敵を倒してcellを手に入れマップとマップの間の
怪しげな人に渡すと武器や防具やアイテムが
アンロックされるシステム。
そのアイテムは死んでも初期化されないので
何度もやりこむ事によりどんどんとゲームの
展開が楽になっていく仕様、ざっくり言うと
ガンジョンをイメージするとわかりやすい。


ただDead cellsは難易度が高く割とすぐ死ぬ。
びっくりするほど命が非常に軽いのでアクションが苦手な方は
慎重にプレイしていく必要があるが慣れてくると
爽快にプレイする事ができる。
しかしやはりすぐ死ぬのであと1回、あと1回と
中毒的にプレイしてしまう。
1プレイは長くても30分程度とさくっとプレイできる。


Dead cellsは道中にステータスを強化する事が出来る
巻物が4種類ある。
強化できるのは体力・攻撃力・スキルの3種類で
巻物はそのどれか1つを選んで強化できるものと
体力を強化する、攻撃力を強化する、スキルを
強化する巻物の合計4種類存在する。
命が軽いこのゲームは体力が重要なので
体力をメインにあげていくと長く生存する事ができる。

dead cells は武器やアイテムの種類が多い、
剣・盾・鞭・弓・投げナイフ・魔法・爆弾等があり
プレイスタイルに応じて楽しむ事が出来る。
プレイヤーが装備できるのはアミュレット・メイン武器(盾も)
特殊アイテム2つの合計5つだ。

またここで重要なのはこのゲームはローグライクだという事。
毎回欲しいアイテムが手に入るはずもなく
その時々に応じて最良の武器・スキルを選択して
ステータスを強化してダンジョンの深部を目指すという
スタイルが非常に奥深く中毒性をもたらすポイントである
また時間制限で閉じてしまう扉があるのでマップを
早々とクリアしていくのか、それともすみずみまで
アイテムを探して自身を強化するのか取捨選択を迫られる。

広大なマップを端から端まで歩いて移動すると
展開がもさっとなりがちなのだが、
ガンジョンと同じくテレポートもマップには
配置されているのでアイテム探しをして
すぐに次のマップの場所までテレポートと
さくさくプレイできプレイヤーに配慮されている。

アーリーアクセスという事もあるが、ゲームのボリュームは
10~20時間程度でクリアまでならこぎつける事が可能。
今後どういったアップデートが実装されるのかに
期待しているゲームである。