【剣の街の異邦人とはどんなゲーム？】
いわゆるダンジョン型RPG、硬派で難易度が高め。
まったり遊びたい方にはおすすめしないが
マゾゲー好きは是非やるべき。
基本の流れは敵と戦って（輸送部隊の待ち伏せが主）装備品を集め、
自分のパーティを強くしボスを倒し、
新しいダンジョンへ・・・を繰り返す王道なスタイル。
似ているゲームに、アトラスから発売されているBUSINシリーズや
デモンゲイズが挙げられる。
デモンゲイズをプレイして、面白いと感じる事ができたのであれば
プレイする事をおすすめする。
違いとしては世界感が暗く、萌え要素が薄い事であろう。
【総合評価】
70/100点
私的に難易度の高いゲーム自体高評価なので70点です。
序盤は苦しいが後半になればなるほど装備が揃い楽しくなった。
意味不明なくらいの長いダンジョンも少なく、いい意味での
難解さを残し作りたいゲームが作られている。
【良かった点】
世界感が暗くてドロドロしていてとても良い、とても良い。
ダンジョンRPGはやはり荒廃していて、暗くてジメジメしていて
未確認生物と死の恐怖が付きまとってこそであると考えるからだ。
萌え要素が少ない点も高評価である。
勿論キャラ作製の時にはそれっぽいキャラグラフィックはあるが
他のものを選べばよいので特に気にはならない。
敵がとにかく格好良い。
雑魚も然り、ボスも良く描かれており、見惚れるレベルだ。
ハックシュラッシュ要素が強い。
アイテム収集による自パーティ強化、
かなり強い敵キャラ、この二つの要素はRPGに必要不可欠だからだ。
戦闘がとても快適である。
基本的にRPGというのはレベル上げが面倒で、時間がかかる。
しかしこのゲームは戦闘での高速化をターン開始時に
選択可能なのでサクサクと戦闘ができる、とても楽だ。
【悪かった点】
待ち伏せをして得られる未鑑定の装備品を持ち帰った際に
鑑定をするスピードが遅い。
ボタンを押しっぱなしで高速化できるがそれでも充分に遅い。
長くダンジョンに潜ってから街に戻るとそれなりに時間が
かかるのでこの点だけは解決してもらえたらと
プレイ中に感じた。
【総評】
硬派なゲーマーはやろう、損はしない。
クリアまでまったり進めても50時間程でクリアはできるので、
クリア後の要素や収集まで手を伸ばせば80時間程で
全てを完了できる。
ちょっと難しいRPGやりたいなぁーと思っているのであれば
やってみるのがいいだろう。