L4D2における通常感染者は数によって
プレッシャーを生むゲームの根幹です。
派手な特殊感染者よりも実際の立ち回りを
崩してくるのは常に通常感染者の物量です。
そのため通常感染者を強化するMODは、
難易度やゲームテンポを最も分かりやすく変化させます。
既存の通常感染者増加記事で紹介しているMODとは
別枠として物量、索敵、挙動、演出の方向から
体感を変えるMODを5本に絞って紹介します。
いずれもExpert以上で物足りなくなった人向けの構成です。
導入前の注意点
通常感染者系MODを導入する前に注意点があります。
人口やDirectorを触るMODは処理負荷が上がりやすく、
環境によってはフレームレートが低下します。
また難易度調整MODやAI系MODと併用すると
想定以上に難しくなる場合があります。
基本は1本ずつ導入し新規キャンペーン開始で
挙動を確認するのがおすすめです。
通常感染者の体感を変える厳選5選
More Wandering Common Infected
通常感染者の徘徊数と人口密度を
引き上げるVScript系MODです。
何も起きていないはずの移動中にも
感染者が散発的に現れるため、
安全な時間がほぼ消えます。
探索や移動が常に戦闘前提になり、
立ち止まる判断が難しくなります。
他の人口増加系MODと併用すると
負荷が跳ね上がりやすいため、
単体運用が前提です。
Gunshots attract infected
銃声に反応して通常感染者が集まる
挙動変更系MODです。
撃てば撃つほど敵を呼び込む構造になるため、
射撃がリスクになります。
無闇なフルオートや足止め戦術が
通用しにくくなり位置取りの
重要性が増します。
物量増加系と併用しても破綻しにくく、
難易度を自然に底上げしたい人向けです。
World War Z Hordes
通常感染者の徘徊数を大幅に増やしつつ、
同時出現数に制限を設けた物量特化MODです。
画面を埋め尽くす数の多さが特徴で、
押し寄せる圧を強く感じられます。
一方で無制限に湧くわけではないため、
処理負荷と迫力のバランスが取られています。
Director系や人口調整MODとの
併用には注意が必要です。
World War Z Hordes+
World War Z Hordesを強化したバージョン。
徘徊数が一段階引き上げられ、
Expert以上では明確に別ゲームの
ような密度になります。
突破力と圧迫感は非常に高く、
通常の立ち回りでは押し切られやすくなります。
処理負荷も高めなので環境に余裕がある人向け。
Puro common infected Gore and gibs included
通常感染者の見た目とゴア表現を
強化する演出系MODです。
数が多い状況ほど視覚的な情報量が増え、
物量の怖さが強調されます。
難易度そのものは変わりませんが、
戦場の雰囲気が大きく変化します。
他の通常感染者見た目変更MODと
競合しやすいため併用には注意が必要です。
併用する場合の考え方
これらのMODを併用する場合は、
人口やDirectorに影響するMODを
1本までに抑えるのが安全です。
挙動変更系は追加しても破綻しにくく、
演出系は最後に足す形がおすすめです。
動作が重くなった場合は迷わず外す判断も重要です。
まとめ
通常感染者の強化は少数導入でも
体感が大きく変わります。
まずは1本試して慣れてきたら
挙動や演出を重ねていくのが理想的です。
物量で押されるL4D2本来の緊張感を、
もう一度味わいたい人に向いた構成です。